「米粉パンのきび糖フレンチトーストにスティングレスハニー」が美味しい

父は毎日、朝食にフレンチトーストを食べていた。
晩年、胃の調子がよくなくなると、お米が食べられなくなった。
それでも、朝食にはフレンチトーストをぺろりとたいらげていた。
そんな血筋か、かくいう私も無類のフレンチトースト好きである。

そこで今回は沖縄土産に「きび糖」をいただいたので、それを使ってフレンチトーストを作ってみた。
使う卵は八ヶ岳南麓白州地区で一番大好きなたまご屋さん(と勝手に思っているだけで、本当はレストランを併設する牧場)「おっぽに亭こっこ」の平飼いのにわとりの卵。

パンはこれまた八ヶ岳南麓白州地区で一番美味しい米粉のパン屋さん「米粉Plus」の米粉パン。
ここの米粉パンは病みつきになる代物。

米粉パンのきび糖フレンチトーストにスティングレスハニー

米粉パンの甘さ、平飼い卵の甘さ、キビ糖の甘さで、もうそれだけでとっても甘くて美味しいフレンチトーストになる。
その甘さを引きたるために、メープルシロップではなく“ちょっと酸っぱい変わったはちみつ”をたっぷり垂らす。
セレクトしたはちみつは「thirteen honey のSTINGLESS BEE」。

ちなみに、「スティングレス -13Honey- 」の特徴は、Trigona Bees a.k.aという種の針のないミツバチによってつくられ、自然に発酵し、自然に酸っぱいはちみつ。
何かを足したわけであないこの酸っぱさが、甘いお菓子類にピッタリ合うから面白い。
針なしミツバチは通常熱帯地域に住んでいて、実際は針を持っているが、武器にはならないほどとても小さな針。
体長数ミリの小さな針なしミツバチがせっせと集めた貴重なはちみつ。

朝、テラスに出て太陽のもとでいただく。
この甘さと酸っぱさの調和が最高に美味しい!